お金持ちだけが参加可能?最もお金がかかるスポーツ4種

突然だが、世界で一番お金がかかるスポーツは何か知っているだろうか?そもそもスポーツとは、大前提として全プレイヤーが対等な立場で楽しみながら、能力を披露するアクティビティである。特に、スポーツが娯楽の一種として素晴らしい点は、宗教、性別、バックグラウンドに関係なく、誰もが参加できることだ。しかしながら、残念なことに、すべてのスポーツが平等に作られているわけではない。一部のスポーツは、裕福な人たちだけが従事できる活動であり、毎年何百万ドルも稼がない限り、ハイレベルのスキルを磨くことはほとんど困難であるのだ。ここでは、富裕層だけが参加できるスポーツを紹介しよう。

1)馬術

馬に乗るスポーツ「馬術」は、障害馬術、馬場馬術、総合馬術、近代五種競技(障害飛越)の4つからなる。馬のようなかわいい動物と触れ合いたいと思う人は多いだろうが、馬術は一部の人にしかできない活動だ。というのも、大きい体をもつ馬を訓練し、世話をすることは、かなりの費用がかさむから。イベントや大会が開催される場所までの移動や、馬のケアや食事代を含めると、毎年20万ドル近く(2500万円以上)支払うことになるそう。

2)フォーミュラ1

フォーミュラ1に参加するには、まず自分の車を用意しなければならない。しかも、フォーミュラ1車両のホイール1つは従来の一般自動車よりも高価であることを考えると、このスポーツに従事するには多額の資金が必要になると簡単に予想できるだろう。さらに、F1レースでの怪我は些細なものではなく、事故によって足首を痛めるだけでは済まない場合もあるほど、危険を伴うゲームだ。しかし、F1レースに参戦するだけでも19万ドル以上かかるのだから、怪我の治療にかかる医療費なんか気にしていないお金持ちだけが楽しめるのだろう。

3) ヨット

ヨットの良いところは、自分のボートさえ持っていれば、ほとんどお金をかけずにレースに参加できるという点だ。逆に悪いところは、ヨット1台の値段はおよそ5000万ドル〜1億ドルまでするという点だ。だから、ボートを手に入れる十分な資金がある場合のみ、このスポーツを楽しむことができる。ただ、ほとんどの国・地域では、特定の季節にしか楽しめず、それ以外の季節はボートがただ置きっぱなしになっていることも難点だ。ボートを使用せずにそのまま放置しておくと、その分、費用だけがかさんでしまう。それゆえ、お金持ちだけが楽しめる娯楽なのだ。

4)ウィングスーツ

ウィングスーツは、同名の滑空用特殊ジャンプスーツを着て、空中を飛ぶスポーツである。このジャンプスーツ自体は約2,500ドルと決して安くはないが、上記の他のスポーツと比較すると、決して高額な投資ではないだろう。しかし、スカイダイビングにかかる費用が問題なのだ。航空機を借りるうえに、操縦してくれるパイロットを雇わなければいけないので、そこに莫大なお金がかかる。また、実際にダイビングをする前に、スカイダイビングのコースと保険にお金を払う必要がある。さらに、ジャンプスーツは最高級モデルとなれば3万ドルの費用がかかる場合があるが、プロ用のスーツとなれば尚更高価である。

まとめ

以上、トライしてみたいスポーツは見つかっただろうか?数百万ドルの資産がある場合は、上記のような高価なスポーツを追求してもいいかもしれないが、そうでない場合は、一般人全員が楽しめるスポーツをするのが望ましいだろう。楽しいし、お金もかからないし、誰でも参加できるので、同じスポーツに熱中している素晴らしい仲間と知り合う機会にもなる。